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近江ヴェロニカ

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Posted by 滋賀咲くブログ at

2016年01月14日

茶の間を突き抜けろ

 SMAP解散か?とのこと。


 つい先日まで、NHKの「のど自慢」のMCなど5人そろってしていたが。


 なんつうか、メンバー全員アラ40だし、「アイドル」って言うのはもう強引かもね。

 日本でメジャーになるものに避けられない宿命っていうのが、「ちょっとダサい」なんだよね。かつて故ナンシー関がこれをして「果てしなく続く六畳の茶の間」と言った。みうらじゅんは、「ヤンキーとサンリオ」と言った。

 SMAPは腸メジャーですよ。ええ。まあ、本人たちがそうしたメジャーの在り方が嫌になったのかもしれないけど。宇多田ヒカルはあれだけアルバム売り上げながら、紅白歌合戦には一回も出てませんからね。茶の間になんか収まりたくなかったんだと思う。おかげでダサ化を免れた。だのにおかあさんが亡くなった時には、本人も悲しくてたまらないだろうに、茶の間に象徴される何かダサいものに追いかけ回されて可哀想だった。

 ところでTOKIOである。おそらく、全国のJA組合員たちにとって婿に来て欲しいとか、営農組合で一緒に働きたいとかいう存在ではないだろうか。

 彼らだってべつに、茶の間ウケを狙っていないわけではなかっただろう。むしろ過去の鉄腕DASHの企画なんか見てると、積極的に茶の間に食い込んでいこうとしていたような感じさえ受ける。だが、彼らはもう、茶の間を仕切るぬるい襖なんかブッとばしてあさっての方角で活躍している。リーダーなんか、民謡番組のMCやってるんだぞ。キラキラしたギョーカイの人、とはなんか、違うよね方向が。茶の間でもあんまり見ないよ民謡番組。

 世界一美味いラーメンを作ろう、という企画で、麺を作る小麦の、更にそれを育てる畑から作ろうなんて彼らに企画を持ち込んだ番組スタッフでさえ思っていなかったかもしれないと思う。

 そんなTOKIOはCDデビューとほぼ同時期から紅白連続出場。大工やったり農業やったりしてるのはよく見かけるが、歌でTVに何か出てたっけ?と思うが、歌ってるんだずっと。しかも、おそらくファン層が広い。じいちゃんばあちゃんも、リーダー好きだ、達也うちの子になれ、とか思ってそうだ。まあティーンの子たちには、流石の長瀬も松岡ももうおじさんだとは思うが、それでも野郎どもの中には彼らが職場の同僚だったら頼れるとか楽しそうとか思ってる人、じつは結構いるんじゃないかな。

 茶の間の皆さんに楽しんでいただこう、が突き抜けすぎるとこんなパンクになるのね。土の違いがわかるアイドル。ステキだ。

 彼らもゴム長を履かされたときにはオレたち大丈夫なのか、と不安になったかもしれないが、今愛されてるよね、TOKIO。

 

 ところでベッキーは舞台女優に転向すればいいんじゃないかな。昔、「笑う犬」なんかで見た彼女の芝居はなかなかのものだったよ。コーカソイドの特徴が強く出過ぎているお顔立ちだから役柄が限られてTV女優には向かないなら、舞台に出ればいいじゃん?と思う。舞台には、マルグリットやらブランチやらといった役がたくさんあるんだし。

 私、ベッキーには期待しているのよ。「いい子ぶりっこ」とか言われているけど、100パー悪人や100パー善人なんていないよ。彼女がしっかりした善い子キャラを仕事にしていたのは、彼女にそういう要素があるから。だけど、善い子じゃない部分だってあるだろうよ。にんげんだものbyみつを。

 ベッキー頑張れ。貴女の精神力なら乗り越えられる筈よ。


 なんやそれ私ベッキーの連れかいな。  


Posted by 近江ヴェロニカ at 22:57Comments(0)たいくつ日報